楽水会メールマガジン 第31号
—————————————————————
■ 目次 ■
▽ 学生たちに「水産」の実感を伝えたい
岡崎 恵美子(25食大)
▽ 楽水会の組織について
谷口 泰史(18製大・楽水会組織委員長)
▽ 税金の戻し方―確定申告での寄付金控除の受け方、書き方
諌山 明子(28食品)
▽ 母校だより
・江戸前ESDふくしまワークショップ「福島の海と魚を知ろう」
・第4回水産海洋PFフォーラム「東日本大震災における被災地支援/復興の取り組み」
・合唱部第39回定期演奏会報告
・濱田奈保子教授が開発・新技術部門最優秀賞を受賞
・「がんばれ海鷹丸!!第36次航海」の特設ページを開設
▽ 楽水会だより
・平成23年度合同企業就職相談会を終えて
▽ あとがき
竹内 正一(7漁大)
—————————————————————
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○ 学生たちに「水産」の実感を伝えたい
岡崎 恵美子(25食大)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆私は本学を卒業後,水産庁東海区水産研究所(現 独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所)ならびに長崎県総合水産試験場水産加工開発指導センター勤務を経て、昨年12月より本学の食品生産科学科品質設計学講座に勤務することとなりました。着任して早1年が経過しましたが、この1年間は、とにかく目まぐるしく過ごしました。これまでに経験したいくつかの職場とは全く異なる環境の中で、ただひたすら慣れることに精一杯で、まだまだ十分に果たすべき役割を果たせていないジレンマもありますが、1年を経ての所感を簡単に書いてみたいと思います。
◆4月には入学式、海鷹丸に乗船してのオリエンテーションがあり、食品生産科学科1年生の支援教官として海鷹丸に同乗しました。私が学生として30年以上前に乗船した当時を振り返りつつ、まず海鷹丸の設備が立派であること、とくに高度な揺れ防止システムに驚かされました。また、私の入学時は女子学生が初めて10名を超えたことがセンセーショナルに報じられましたが、本年の当学科の女子が75%を超えており、また非常にパワフルであることにも驚かされました。女子学生特有のコミュニケーション能力の高さからか、入学直後にもかかわらず1泊2日の乗船を終えた後は、クラスメイトがすっかり打ち解けていたことも印象的でした。
続きはこちら http://rakusui.or.jp/archives/1030
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○ 楽水会の組織について
谷口 泰史(18製大・楽水会組織委員長)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
楽水会のメールマガジンの編集責任者である竹内正一先生より、新法人となる楽水会の組織委員長として会の組織についての考えを述べてほしいと要望されました。事務局の岩澤さんや藤田さんと一般社団法人になる為の検討を重ねてきましたので、私なりに楽水会の新法人としての組織についてコメントしてみます。
楽水会の組織は、どこで定義されているかと云えば、当然楽水会の定款にそれが書かれています。 大体定款とは一体何なのでしょうか、一般的に会社や社団法人の目的、組織、業務に関する基本規則を書いたものだとされています。しかし、法律の文章のようですから皆様はあまり関心を持ちません。自分の会社の定款を読んだことがある人は多分ほんの一部だと思いますし、別に知らなくても大して皆様は気にしません。しかし、組織としての意思表示は唯一定款に示されていますから大事なものです。
先日のオリンパスの不正経理は明らかに企業統治(ガバナンス)が充分に働いていない証拠となりました。組織が正しく統治される為に書かれているものが定款ですから、今回、楽水会の一般社団法人への移行手続きでは公益認定委員会から、定款案について何度も何度も指導を受けて、定款を作成してきました(事務局の苦労は大変なものです)。組織の内部統治(ガバナンス)は定款を見る以外にチェックできませんから、是非会員の皆様も一度はじっくりと楽水会の新定款を読んで戴きたいと思っています。
現在の楽水会はまだ農水省に監督されている特例民法法人という立場にあります。今迄は社団法人でしたが、平成20年12月から平成25年11月末迄に一般又は公益法人のどちらかに移行することになりました。楽水会は既に今年5月の総会で一般社団法人へ移行することで承認を受けており、かつその総会で新定款案の承認も受け、楽水誌835号(今年の夏号)で新定款案が発表されていますので、是非読んで下さい。お願いします。
続きはこちら http://rakusui.or.jp/archives/1035
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○ 税金の戻し方/確定申告での寄付金控除の受け方・書き方
諫山明子( 28回大卒 税理士・ファイナンシャルプランナー)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
いろいろな出来事があった2011年が終わり、新しい年を迎えた。誰しもが、心機一転、気持ちを切り替え、良い年にしたいという気持ちは同じだろう。
昨年は、東日本大震災を機に、日本赤十字社や共同募金会の義援金、また、自治体への直接の寄付金「ふるさと納税」をした方も多いと思う。こういった場合、税金(所得税、住民税)の軽減を受けるには、確定申告が必要だ。年末調整でことが足りているサラリーマンの方には、なじみがないと思うので、ここでの話がお役にたてればと思う。
数年前までは、年間1万円以上の寄附をしなければ、控除は受けられなかったが、2011年分については、2千円
をしていれば、控除は受けられる。ちなみに、給与収入500万円所得税率10%(所得税は収入所得や扶養控除などの金額により、5%から40%の5段階税率)の人が3万円の寄付をしていると、所得税の還付金額は2800円だが、住民税(こちらは、全員10%)は基本控除2800円プラス特例控除22,400円合計で28,000円の控除が受けられることになる。住民税は今年の年分で会社から天引きされるものが少なくなることになるが、自己負担は2千円ですむ仕組みだ。
確定申告の仕方は、2011年分の「給与所得の源泉徴収票」と「義援金の払い込み票」を用意。インターネットが得意の方は、国税庁のホームページに入って、確定申告特集をクリックし、申告書Aを使って還付申告書を入力する。プリントアウトして、所轄の税務署へ送ってもいいし、もう少しチャレンジの人は電子申告をしてみよう。電子申告は、市町村区役所で、住民基本台帳のカードを発行してもらい、カードリーダーを購入用意する必要がある。プリントアウトして、郵送の場合は、申告書をコピーなどして、控えを作っておこう。
続きはこちら http://rakusui.or.jp/archives/1038
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○ 母校だより
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■ 江戸前ESDふくしまワークショップ「福島の海と魚を知ろう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
テーマ:いわき市下神白のウニ・アワビ漁業
主催 :東京海洋大学 江戸前ESD協議会
期日 :2012年1月28日(土) 13時開場、13時30分~17時(予定)
場所 :東京海洋大学(品川キャンパス) 白鷹館 2階 多目的ルーム-1
参加費:無料
定員 : 30名(18歳以上) 要参加申し込み
福島原発事故で放出された放射性物質が水産物から検出され、魚食の安全性に対する不安と議論は高まっています。でも、これまで福島で何の漁業がどのように営まれていたのか、また、漁業者の方々が今、どのような思いでいらっしゃるのかについて知る機会はほとんどありません。
このワークショップでは、福島の海と魚について漁業関係者と研究者からお話を聞き、参加した全員で話し合いながら、人が海にダイナミックに関わる「漁業」を考えていきたいと思います。
今回は、いわき市下神白(しもかじろ)で長年、ウニ・アワビ漁を営まれている漁業者の方と福島県水産試験場の研究者に語っていただきます。また、3.11以来、福島沖および沿岸の海洋生態系における放射性物質の分布を調査している東京海洋大学の研究者にもお話しいただきます。
話題提供者および参加申し見方法等の詳細は下記リンク先をご覧ください。
↓↓↓
http://www.kaiyodai.ac.jp/event/1101/16354.html
■ 第4回水産海洋PFフォーラム
「東日本大震災における被災地支援/復興の取り組み」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
主催 :国立大学法人 東京海洋大学 産学・地域連携推進機構
日時 :平成24年1月27日12:00-17:30
場所 :東京国際フォーラム(D5ホール)
定員 :120名(※ 事前申込制 近日中に申込方法を御案内します。)
参加費:無料
同時開催:被災地域における調査研究ポスター展
東 京海洋大学産学・地域連携推進機構は、水産海洋プラットフォーム事業(平成22年度 文部科学省 イノベーションシステム整備事業(大学等産学官連携自立化促進プログラム事業採択)により第四回水産海洋プラットフォーム・フォーラム「東日本大震災における被災地支援/復興の取り組み」を開催いたします。
今年の第4回フォーラムでは、東日本大震災の被災地を対象とした様々な調査・研究成果を一堂に会し、俯瞰するためのプラットフォームとしてのポスター展を開催しつつ、産学官関係各所の取り組みなどについ てご講演いただきます。さらに、水産海洋プラットフォーム事業のこれまでの活動報告、ならびに今後の展開なども交えながら、大学・研究機関・産業界など各 方面の皆様の意見交換・情報発信の場とすることを目的としています。
内容の詳細は下記リンク先をご覧ください。
↓↓↓
http://suisankaiyo.com/
■ 合唱部第39回定期演奏会報告
海洋政策文化学科3年 合唱部・部長 永島直樹
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
去る2011年11月26日、合唱部は東京海洋大学・東京女子医科大学、第39回定期演奏会を開催しました。合唱部は、毎週3回の練習を行っており、定期演奏会は、練習した楽曲の発表の場であり、一年間を通して積み重ねてきた我が部活動の成果の集大成であります。今年も現役の本学学生並びに教職員、雲鷹丸合唱団をはじめとする多くのOBOG達200名超をお招きし、14時から16時までの約2時間、4ステージに亘り全20曲を披露致しました。
また、演奏会後のロビーコールでは水産講習所・東京水産大学時代の校歌から逍遙歌まで、水産歌集7曲を御来場下さったOBOGの先輩方と共に合唱し、今年も水産歌集の伝承を後世に受け継ぐ栄えある合唱部の伝統を積み上げさせて頂きました。
来年、2012年は記念すべき五の倍数の記念演奏会となる第40回記念定期演奏会を開催させて頂く予定です。記念定期演奏会では恒例によりOBOGの方々との合同ステージを設けさせて頂いており、合同ステージへの参加希望の方は、当部のOBOGに拘わらずどうぞご気軽に下記のHPの連絡先までご連絡くださればと存じます。
HPには今後の活動予定等も掲載させて頂く予定です。
合唱部HP(http://kaiyouchorus.web.fc2.com/)
今後とも合唱部は様々な活動に取り組んで参りますので、合唱部の活躍にご期待ください。尚、今回のロビーコールの様子の一部を、YouTubeにアップしましたので、是非御覧になって下さい。
水産大校歌 http://www.youtube.com/watch?v=KUoysHEZy-Y
逍遙歌 http://www.youtube.com/watch?v=3JX49BL1DhM
いざ起て戦人 http://www.youtube.com/watch?v=V2_UBAYoTGg
我らが母校 http://www.youtube.com/watch?v=fT709yUlPgA
注)楽水会は昔から、合唱部に楽水会総会開催時の水産歌集の斉唱指導をお願いしており、又同部の定期演奏会のパンフレットに毎年協賛しています。
■ 濱田奈保子教授がフードアクションニッポンアワード2011
研究開発・新技術部門で最優秀賞を受賞
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
フード・アクション・ニッポンアワードは、食料自給率向上に向けた国民運動「フード・アクション・ニッポン」(農林水産省)の展開の一環として創設され、食料自給率向上に寄与する事業者・団体等の取り組みを一般から広く募集し、優れた取り組みを表彰することにより、食料自給率向上に向けた活動を広く社会に浸透させ、私たちや未来の子供たちが安心しておいしく食べていける社会の実現を目指すものです。
このたび、東京海洋大学の特許技術「生鮮魚介類、獣肉又は家禽類の鮮度の非破壊的評価法、生鮮魚類の生可食残存日数の推定方法およびキット」(特許第4556497号、東京海洋大学)-通称:バイオサーモメーター(以下、BTM)-が、フード・アクション・ニッポンアワード研究開発・新技術部門の最優秀賞を受賞しました。
詳細は下記リンク先をご覧ください。
↓↓↓
http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16393.html
■ 「がんばれ海鷹丸!!第36次航海」の特設ページを開設
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京海洋大学では、11月14日から来年3月5日まで遠洋航海を行っている海鷹丸の航海情報について、特設ページを設けました。
海鷹丸船長から送付される毎日の航海状況と訓練中の乗船学生からメッセージを掲載して参ります。
是非、下記リンク先から海鷹丸の活躍をご確認ください。
↓↓↓
http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16405.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○ 楽水だより
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■ 平成23年度合同企業就職相談会を終えて
楽水会・事務局
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
去る、平成23年12月15日(木)本学の白鷹館と楽水会館の2会場を用いて実施した恒例の合同企業就職相談会は盛会裏に終わりました。 今年は別表の通りですが、参加企業58社(前年41社)、参加学生数275名(前年208名)でした。
今年は大学就職支援室のご協力も得て参加企業を幅広く呼び掛けることができたため参加企業数は前年比41%の増加を示し、これに勢い付いて参加学生数も前年比32%の増加となりました。大学担当部署(就職支援室)のご協力に深謝致します。
今年は、各社から提出して頂いた会社紹介文を取り纏めて「参加企業一覧の冊子」を作成しました。この冊子を参加する学生に予め配布して、読んでもらって、更にはWEB で調べるなりして、自分の目標企業を定めて当日相談会に臨んで戴くことにしました。
又、開催前に相談会に参加するに当たってのプレ相談会を3日間に亘り楽水会館にて催しました。延べ50名もの学生が参加し、大手水産食品関連企業に勤務経験のある楽水会の同窓(現在は其々食品コンサルタント、人材コンサルタント)に来て頂き、就職に対する心構えや自らの就職体験・就業体験等を語って戴き、こちらも大変好評でした。
本合同企業就職相談会は多くの企業様に参加戴くイベントのため、2か月も前から準備に取り掛かる必要があり、前日からの会場設営、学生への案内、等々、事務局の業務としては大仕事ですが、多く企業の人事担当者との接触で企業の方々のお考えや社風文化の違い等理解が深まる成果もあります。
不景気の世相に負けず、本学の出身の若鷹達が希望の企業に就職し社会に羽ばたいていくことを期待し、今後一層の効果の実が上がるよう相談会を改善していきたいと思います。
参加企業数、参加学生数等の詳細は下記リンク先をご覧ください。
↓↓↓
http://rakusui.or.jp/archives/1041
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○ あとがき 竹内 正一(7漁大)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
クリスマス寒波とか、北日本から日本海側では大雪に見舞われています。このような中、 今年最後の楽水会メルマガをお届けします。今年、最大の話題は3月11日の東日本大震災とそれに伴う原発事故でした。楽水会メルマガでも22号から毎号のように関連の情報を発信しました。楽水会メルマガのバックナンバーは楽水会のホームページから読めます。また、楽水会としては、楽水誌第834号により義援金の募集をしました。
今号は谷口氏から新しい法人に移行に伴う組織について紹介いただきました。中央水産研究所から赴任された岡崎氏には、学生とどのように向き合うか、抱負を語っていただきました。また、諌山氏には年末調整についての解説をいただきました。その中では触れられていませんが、楽水会の東日本大震災の義援金に関しては、楽水誌の834号(2011年4月号)に記載の通りで、税務上の寄付金控除の対象とはなりませんのでご容赦下さい。
新しい年には、震災に見舞われた地域に対しての、さらなるご支援をお願いするとともに、楽水会メルマガへのご意見ならびにご投稿をお願い申しあげます。