楽水会メールマガジン 第27号

■ 目次 ■
▽「事務局に来てから2年」
藤田 滋(20漁大・楽水会事務局長)

▽「漁業について考える会」から「水産について考える会」に
竹内 正一(7漁大)

▽母校だより
・9月5日(月)にフィッシング・カレッジ講座を開講
海を学ぶ!海が好きになる!水圏環境教育の重要性
・10月8日より開講、江戸前みなと塾 第II部

▽楽水だより
・9月以降の楽水会ランチセミナーの予定
・東日本大震災関係 義援金 被害関係(8月19日現在速報ベース)
・サイエンス・カフェ「寒天・ところてんの科学」開催
・第16回目黒さんま祭りのこと(目黒区のホームページより)
・東京水産大学34回生 食品生産化学科 同期会開催のお知らせ

▽「あとがき」 魚のブランド化
花本 栄二(11漁大)
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○ 「事務局に来てから2年」藤田 滋(20漁大・楽水会事務局長)
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楽水会メールマガジン第4号に新事務局長としての自己紹介をして以来、丸2年となりました。

何とか、此処まで、事務局長として、大過(?)なく勤めることが、できましたことは、楽水会の会長をはじめとして理事・監事・顧問の皆様、楽水会会員の諸兄諸嬢の皆様、また学長をはじめとする学内教職員の皆様の暖かいお力添えがあってのものだと思います。さらに、なんと云っても就中御礼を申し上げなくてはいけないのは、事務所職員の皆様のご協力とご支援に対してです。

平成21年9月に着任し、翌10月には、天皇皇后両陛下が、御臨席された「豊かな海づくり大会」が海洋大キャンパスで開催されました。翌22年には、.....

続きはこちら http://rakusui.or.jp/archives/863

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○ 「漁業について考える会」から「水産について考える会」に
竹内 正一(7漁大)
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玉井信一楽水会館建造委員長(当時楽水会副会長:1漁大)の強力な指導力のもとに建造された楽水会館は平成16年4月に東京海洋大学に寄贈しました。この楽水会館の有効利用を目指したソフトの一つとして、「漁業について考える会」を各世代の人達が漁業について共通の話題で集まれる場所として平成16年9月に開くことにしました。
この会では、漁業について視野を広くとらえるために、3本の柱を立て東京海洋大学海洋科学部の稲田、根本と秋山の3先生に世話係をお願いし、専門を考慮して次の様なテーマを立てました。(1)映像で見る漁業技術とその変遷(秋山清二)、(2)漁業技術情報のアーカイブス(稲田博史)、(3)魚、漁場から食卓まで(沖陸の接点、産地市場から消費地市場まで)
このテーマ毎の研究会を月1回開催し、平成19年7月まで33回開催しました。その成果をCDに纏め、会員に配布しました。そのCDより各年度毎の目次を資料1(「漁業について考える会」3年間活動報告目次)に示します。

続きはこちら http://rakusui.or.jp/archives/867

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○ 母校だより
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■ 9月5日(月)にフィッシング・カレッジ講座を開講
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詳細は下記URL参照
↓↓↓↓↓
http://www.kaiyodai.ac.jp/event/1101/15776.html

海を学ぶ!海が好きになる!水圏環境教育の重要性
場所:東京海洋大学品川キャンパス 7号館1F 多目的交流研修室
時間:9月5日(月)18:30より
参加費:無料。どなたでも参加出来ます。申し込み不要。
当日は遅れないように大学に来てください。
参加者多数の場合は、配布資料、テーブル席がない場合もありますのでご了承ください。
講座概要:
人と海のつながりを正しく知る水圏環境教育の重要性
講師:佐々木剛(東京海洋大学 海洋科学部 准教授 38養殖)

水圏環境、最近よく耳にする言葉ですが、人間と海とのかかわりを総合的に正しく理解している人は意外と少ないものです。水と人間とは切っても切れない関係です。生活だけにではなく、水辺には癒し効果もあります。
しかし科学技術の発展で生活が豊かになるに伴い水辺との距離感も遠くなっています。
海岸や干潟の埋め立て、水産資源の減少、化学肥料による地下水汚染、地下水の枯渇、下水処理水の問題、大洋上でのプラスティックゴミの集積、森林伐採による保水力の低下など水圏環境の問題が深刻化しています。東日本大震災においては、被災地の市民社会の再構築も問題になっています。
なぜ水圏環境リテラシー教育が必要なのかということ,そしてどのようにすすめていくのか,釣りがその教育に最適だという佐々木先生の具体的な取り組みについてお話を聞きましょう。
講演後は皆様の意見交換も行いたいと思います。

■ 10月8日より開講、江戸前みなと塾 第II部
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学びのアクション「江戸前漁業の世界を知ろう」
http://www.kaiyodai.ac.jp/event/1101/15798.html

東京海洋大学 江戸前ESD協議会 (共同代表:石丸 隆、河野 博)は、4回連続講座 「江戸みなとを学ぼう 江戸前みなと塾 第II部 学びのアクション」の参加者を募集します。
東京海洋大学江戸前ESD協議会は、江戸前の海=東京湾の恵みを、これからの世代がずっと享受していけるように、みんなで学びあうことを目的として活動しています。今回、開催する「第II部 学びのアクション」では、江戸前漁業の昔と今を、研究者や漁業者のお話を聞き、また、江戸前の海を船で巡り、アナゴを調理して、参加した全員で体験を分かち合い、これからの江戸前の海についていっしょに考えます。

・期日:時間はおおむね午後1時30分~午後5時を予定しています
第1回 10月 8日(土) 開講式、始めのワークショップ
第2回 10月22日(土) 学びのアクション1:昔の海苔漁業を知る
第3回 11月12日(土) 学びのアクション2:今のアナゴ漁を知る
第4回 11月19日(土) 終わりのワークショップ、閉講式

・場所:東京海洋大学・品川キャンパスなど
(都合により場所や内容が変更になる場合があります)

・受講料:無料

・定員:10名(18歳以上)
受講される方には全回参加をお願いいたします。
全回参加された方には「修了証」を差し上げます。
必ずご本人様がお申し込みください。

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○ 楽水だより
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■ 9月以降の楽水会ランチセミナーの予定
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講演者は、全て決定しておりますが、演題が仮のものもございます。

9月5日(月)「水大卒TOEIC満点講師の軌跡」-英語学習法アドバイスを交えて-
神崎 正哉 38海工 平成2年卒 神田外語大学 講師

10月19日(水)「中学校高等学校理科・水産教師を目指す海洋大学生諸君へ」
柄山 正樹 22製大 昭和49年卒 東洋大学生命科学部 教授

11月(日程調整中) 「世界的海洋学者 宇田道隆先生の功績について」
大塚 一志 2漁大 昭和29年卒 元本学教授

12月6日(火) 「世界一受けたい海の授業~豊かな森が作る豊かな海」
永田 雅一 25漁大 昭和52年卒 キャプテン・マック海洋研究所

何れも、会場は楽水会館鈴木善幸ホール、時間は12時~13時、
事前申込制にて、軽食を提供しております。
(現役学生の為のプログラムですが、)OB・OGの方も大歓迎です。奮ってお申し込みの上、ご来聴下さい。)

申込みは 電話 03-3474-4523 又は メール rakusui@kaiyodai.ac.jp で 楽水会・事務局 へ

■ 東日本大震災関係 義援金 被害関係(8月19日現在速報ベース)
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義援金収納金額 17,610 千円 1,297口(人数・団体数)
8月にはいっても、義援金を戴いており、誠にありがとうございます。
遠く海外からも会費と義援金をお送金戴いた会員もございました。
尚、現時点でのお見舞金支払総額は、7月号楽水誌掲載時点より若干増えて、13,100千円となりました。(詳細は楽水誌10月号に掲載予定)

■ サイエンス・カフェ「寒天・ところてんの科学」開催
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みつ豆の四角い名脇役、夏にさっぱりところてん、ダイエット食としても知られている寒天は、食用だけでなく、細菌の培養や歯の型どりなど、様々な分野で使われています。寒天に関するいろいろな話を、研究者から気軽に聞きながら、水産に親しんでみませんか?

日  時:平成23年9月17日(土)14:00~16:00
話題提供者:田代 有里 (東京海洋大学 海洋科学部 助教 40食品)
場  所:ニッセイ・ライフプラザ品川
東京都港区港南2-16-4(品川グランドセントラルタワー2階)
定  員:先着30名(申込不要、当日先着順受付 30席用意しています。
但し、遅く来られると立席となることお許し下さい。)
後援:楽水会
問合先 楽水会・事務局 03-3474-4523

注)~サイエンス・カフェとは?~
その名のとおり、公衆に面した施設で、科学に関する話題について、誰もが気軽に、お茶等を飲みながら気軽に見聞きするためのイベントです。セミナーやシンポジウムとは異なり、テーマについて参加者に理解を求めるものではなく、テーマを通じ、参加者同士が語り合うことを趣旨として開催するものです。専門家による講演も、話題提供との位置付けで行われ、参加者から専門家への質疑応答だけでなく、専門家から参加者にも質問できる時間を組み込むようにして、堅苦しくなく、参加者と情報提供者とがテーブルを囲んで談笑することができる雰囲気で開催されます。21世紀に入ってから欧米で開始された、比較的新しい科学コミュニケーションの手法ですが、日本にもすぐに導入され、科学技術振興機構(http://scienceportal.jp/scicafe/)によれば、2010年度には日本全国で数百回のサイエンス・カフェが開催されています。

■ 第16回目黒さんま祭りのこと(目黒区のホームページより)
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落語「目黒のさんま」に因んだおまつりで、今年で16回目となります。昨年は目黒のさんま祭が15周年を迎え、気仙沼市と目黒区が友好都市関係となるなど、記念すべき年になりました。しかし、今年は気仙沼市をはじめ、東日本地域が未曾有の大震災により被災し、区民まつりの開催も危ぶまれましたが、気仙沼実行委員会の熱い思いにより開催できることとなりました。今年も気仙沼からの「新鮮なさんま」を炭火で焼いて、大分県のカボスを添えて召し上がっていただきます。http://www.city.meguro.tokyo.jp/event/meguronosunmaturi/index.html
日時  平成23年9月18日(日)
時間帯 午前10時10分からさんま終了まで
会場 田道広場公園(目黒区目黒一丁目25番8号)

■ 東京水産大学34回生 食品生産化学科 同期会開催のお知らせ
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懐かしい品川の広大なキャンパスを巣立ってから、もう26年目を迎え、私たちもいよいよ50歳台の大台が見え始める年齢となってしまいましたが、このたび、卒業して以来初めてとなる、記念すべき第一回東京水産大学 34回卒業 食品生産化学科 同期会を開催することとなりました。
つきましては、お世話になりました先生方と当時大学院生だった先輩方を含めまして、久しぶりに懐かしい顔を合わせる機会を持ちたいと存じます。
ご多忙中まことに恐れ入りますが、皆様、万障お繰り合わせの上、ご来臨賜りましたら幸いに存じます。

◆集合日時     2011年9月10日 土曜日  午後1時20分
◆会合時間    午後1時30分~4時30分
◆場所    東京海洋大学 品川キャンパス内 楽会会館
◆参加対象者    34回 食品生産化学科卒業生 を中心とした当時、お世話になりました先生方、大学院生だった先輩方

*今回は入学時以来、机を並べた皆様に、幅広くお呼びかけをするために、1982年(昭和57年) 4月入学生および 1986年(昭和61年)3月卒業生というくくりでご案内をしております。
7月下旬から電子メール・往復はがき・電話連絡にて会の開催連絡と出欠を確認させて頂いておりますが、まだ、ご返答頂いていない方、メール・はがきが届いていなかった方は、 幹事、又は楽水会・事務局までご連絡ください。
また、35回食品生産化学科卒業生の1年後輩の皆様方には、今回直接お声かけすることはできませんでしたが、参加可能な方々は振るってのご参加をお待ちしております。
*また、今回は、楽水会事務局様のお力をお借りしまして、全力で消息不明者の方々を捜索いたしましたが、どうしても連絡が取れない方が現在でもまだ数名おられます。
ぜひ仲間同士でも連絡をとり合って、同期会開催の連絡と、参加の呼びかけを行っていただきますよう。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

発起人
大野浩一、小澤(田村)マリ、折井真人、見城一昭、白柳覚、副島久靖、田中清、寺田宗彦、平岡(林)泉

*お問い合わせ等は、楽水会・事務局までご連絡ください。

楽水会・事務局
電話 03-3474-4523 E-mail  rakusui@kaiyodai.ac.jp

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○ 「あとがき」 魚のブランド化
花本 栄二(11漁大)
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「水産について考える会ーII」という研究会があります。同会については本号に記載されていますが、竹内正一東京水産大学名誉教授が中心となり、毎月第3水曜日、18:00から東京海洋大学品川構内の楽水会館で開催されています。

昨年(2010年)11月の例会では、高橋祐一郎氏(農林水産政策研究所)が「最近、サンマを生で食べる機会が増えたと感じませんか?-新たな食経験がもたらす水産物の流通構造変化と期待-」と題して話題提供されました。その中で、「道東地域の漁協で鮮度保持を競い合っている『ブランドサンマ』が台頭、成功、取引価格は増加傾向にある」と話されました。

まぐろ延縄漁船に乗っていた1960年代後半(昭和40年代前半)、船では満船、帰航に入ると、乗組員は操業で余った餌の冷凍サンマを刺身で、また、ケープタウン沖附近の南の海域では、漁獲された脂の乗った小型ビンナガ(*)をビントロと称し、美味しい、美味しいと食べていました。これらの傾向は、それ以前から他のまぐろ漁船でも見られ、漁師達は何れも「陸で売れば儲かるのになあ」と話していました。

その後、何時頃からだったでしょうか、ビントロはスーパー、回転寿司店等で、サンマも新鮮な物は刺身で、また、「ブランドサンマ」のように巷で人気を博して来ました。

「アカモク」というワカメの雌株に似たネバネバした海藻があります。同種は、従来、秋田、山形等の東北地方で郷土料理として好まれていましたが、三浦半島では見向きもされず、逆に船のスクリューに絡むなど、漁師泣かせの物として扱われていました。しかし、近年、その美味しさから引っ張りだこで、宝の山に見えるとさえ言われています。また、同半島先端沖の「松輪のさば」も脂の乗り具合や歯応え等から、「関さば」同様、いやそれ以上の味、と評判です。

美味しい魚の条件は旬の、肉質が良く、新鮮であることです。その美味しさを消費者に認めて貰うためには、漁獲後の新鮮さを鮮度保存により保ち、如何に家庭に届けるかです。これらの条件を満たせば美味しい魚はもっともっと世に出て来ます。

シロザケは漁獲した直後、新鮮に保存、販売すれば、「ブランドサンマ」のように「ブランド鮭」として、国民に喜ばれる筈です。シロザケはベニザケに比べ品質的には劣ると言われ、安く売買されていていますが、漁獲直後、直ちに新鮮さを保つように保存すれば、決してベニザケに劣る物ではありません。逆に、下手な処理をしたベニザケ以上の味です。

くじらも捕獲直後、生で食べれば素晴らしく美味です。ただ、数ヶ月後に食べるような場合は、まぐろのように漁獲後、直ちに-40℃以上の超低温冷凍し、鮮度保持に務めれれば、牛肉以上の美味しさがあり、価格、販売量は上昇する筈です。

これら、サンマ、ビントロ、アカモク等のように、ずっと以前から、ある人達には好まれていましたが、世に知られていなかった魚達、また、利用、加工等により新鮮さを保てば素晴らしい味なのに、鮮度保持に遅れをとったため、国民に知られていない隠れた、潜在性のある美味な魚介類は沢山あります。

これら、まだ知られていない、美味しいブランド化可能な水産物を見つけ、漁獲直後の鮮度を保ち、供給すれば、国民に喜ばれること確実です。
頑張ろう!水産にっぽん!  頑張りに限界はなく、無限です。

*:ビントロとして美味しいのは緯度南北ほぼ30°以上の高緯度・低温域で漁獲される約80cm、10kg(4歳魚)以下の脂が乗った小型ビンナガです。それ以上の魚体は脂が無く、缶詰なら最高ですが、刺身には向きません。

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発行:社団法人 楽水会
このメールマガジンへのご意見等はこちらのアドレスまで
sitemanager@rakusui.or.jp
*この文章は等幅フォントで閲覧することを想定して編集しています。

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