楽水会事務局で昔を思い出す - 岩澤龍彦(楽水会公益法人化問題担当・13増大)

平成21年1月に公益法人化問題担当として楽水会事務局で仕事をするようになって早くも3年になりました。お蔭様で一般社団法人楽水会移行認可申請を内閣府へ電子申請で発送することが出来てほっとしております。

近年、楽水会会員の減少に伴って会費収入減少が続いており、このままでは運営の危機が危惧されております。対策として、卒業生の入会を促しながら、在校生に対しては楽水会の理解を深めて卒業後の入会に繋げる努力を重ねております。具体的には、日常的な就職指導、ランチタイムセミナー(年8回)、小型船舶免許教室(常時開講)等を鋭意実行中です。会員の皆様には同窓の楽水会への入会促進等更なるご協力を宜しくお願い申し上げます。

私は、昭和40年に卒業後農林省に入省して水産庁関係の仕事をした後、海洋生物環境研究所、(社)全国沖合いかつり漁業協会等にお世話になりました。長年に亘って役所や、漁業団体等で過ごした経験を、楽水会事務局で人生最後の仕事として少しばかりお役に立てることが出来て誠に恭悦至極であります。また、楽水会事務局では少なからぬ昔からの知合いや友人に再会して昔話をすることが出来るのも嬉しい限りです。
品川駅港南口の高層ビル群、御盾橋下の運河の水質向上、学内を闊歩する女子学生群等々。43年ぶりに舞い戻ってきた品川と母校の変貌ぶりは筆舌に尽せない程であります。
母校の本部や校舎の配置等の変化は全く別の学校になったと言ってよいほどです。私はそれに加えて、校門を入った感じが変わったのは景観だけでなく、音であると思っています。

私が在学の頃は、校門を入って左手にお化け屋敷と言われた学生会館があって、学生の溜り場になっていました。そして、そこからは時間に無関係にブラスバンド部員の発する打楽器や管楽器の音がドンドンプープーと流れており、いかにも若者の存在を表して学校らしい雰囲気をかもし出していました。これは、古ぼけた木造校舎の貧しさを補って余りあると思われました。
その中で、若干の憂いを含みながら調子が良いクラリネットのメロデイで忘れられない旋律がありました。後日就職して、生活に少し余裕も出来て趣味でクラシックのレコードを聴くようになってから、この曲はモーツアルトのクラリネット協奏曲だったことが判りました。私にとっては、この曲が学生時代の主題曲のように思えます。
実は、このクラリネットを演奏していたのは高校で同級だったU君でありました。彼は卒業後に加工食品のK社に入社して将来を嘱望されておりましたが、若死してしまったのは誠に残念です。

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