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楽水会メールマガジン 第34号

■ 目次 ■
▽ 地区の楽水会活動について
高橋 昭(6漁大・香川県支部長)

▽ 東日本大震災から一年目に当たって感想
山川 紘(13増大)

▽ 母校だより
・「第9回オーライ!ニッポン大賞」で大賞を受賞
・気仙沼市との連携協力に関する協定調印式及び本学三陸サテライト開所式を開催
・タイ国立食品研究所と学術交流協定を調印
・インドネシアイスラム大学及びハサヌディン大学が本学を訪問
▽ 楽水会だより
・名称変更のお知らせ
・高碕達之助大先輩の肖像画が楽水会館ロビーに
・楽水会ランチ・セミナー4月~6月の予定
・平成23年度卒業祝賀会開催並びに楽水会賞受賞者紹介
・雲鷹丸のパンフレット紹介

▽ あとがき
竹内 正一(7漁大)

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○ 地区の楽水会活動について
高橋 昭(6漁大・香川県支部長)
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香川県の会員数は現在名簿上51名となっております。
会員間の親睦を深めるため毎年、忘年会(滄漠会[水産大学校の同窓会]と合同で)を開催しておりますが、楽水の会員は15~20名程度出席しています。
私が前支部長の田村敦市(53漁)さんから支部長を引き継いだのが、平成17年12月ですが、ちょうど大学の統合が報じられている時であり、会員同士で水大はどうなるんだろうと話し合っておりましたところ、18年の全国海区漁業調整委員会連合会の総会で竹内 正一(7漁大)さんに会い、その話をところ、よかったら説明に行っても良いと云われて、18年の忘年会にお招きして詳しい説明をしてもらい、その概要を知ることが出来ました。
また、21年には岩手県でこれも全漁調連の総会が開催された時に、岩手県の楽水会を開催してくださいまして、前述の竹内さんと招待され、竹内さんから楽水会本部の運営状況等について報告を聞きました。
本部が各県の支部との連携を図っていろいろな取り組みをしているのを知って、わが方でも今後会員の意見を聞きながら、時々そのような機会を設けたいと考えておりますので、その時には本県の会員の方々はお繰り合わせの上、出席してくださるようお願いします。また、本部におかれても、その節にはよろしくお願いします。
私は、大学卒業以来60年余りを水産一筋に過ごして来ましたが、顧みますと同窓の諸先輩、後輩の方々に助けていただいたことの数々が有難く思い出され、楽水会の絆の強さが今後とも続いていくことを切に願うものであります。
香川県の楽水は会員数でこそ少ない県ですが、会員間の連携は蜜に行われていることを報告して終わりにします。

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○ 東日本大震災から一年目に当たって感想
山川 紘(13増大)
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三陸の沿岸での生産に関しては、この一連の提言の中で何度か取り上げた様に、漁業者の気持ちでは、「人事を尽くして天命を待つ」ほどの努力があったが、いかんせん養殖資材の調達に関して、また、漁業材料の高騰に対して、憤りを禁じえないでありましょう。現在では、国の第三次補正予算の提示が10-11月となって示されるような中で、自治体は対応ができないとして具体的な漁港整備や避難施設の建設にまだ程遠い感が強くあります。
地方行政機関は、国の施策の現場調整が業務であるから、実は、いくら情報集積や具体的な対策があっても、自らは提案して動くことができない組織であることが実感としてわかってきました。では、これからの水産復興はどうなるのかは、ワカメ養殖で先ず生活の資金を得て、自立することから始まりました。しかし、この養殖は6月には終わりますから、自分達がワカメの種糸を作って、養殖を始めたように、今後、次々に新たな発想と投資が必要となります。漁場環境に関しては、….

続きはこちら http://rakusui.or.jp/archives/1263

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○ 母校だより
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■ 「第9回オーライ!ニッポン大賞」で大賞を受賞
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このたび、東京海洋大学産学・地域連携推進機構の水産海洋プラットフォーム事業の1つである「地産都消事業」が、都市と農山漁村のオーライ(往来)の活性化事例を表彰する、都市と農山漁村の共生・対流表彰事業「第9回 オーライ!ニッポン大賞」(農林水産省・オーライ!ニッポン会議)の大賞を受賞しました。

詳細は http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16682.html

■ 気仙沼市との連携協力に関する協定調印式及び本学三陸サテライト開所式を開催
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本学は、平成23年3月11日の東日本大震災により甚大な被害を受けた気仙沼市の復興及び三陸地域の水産業の復興と地域の持続的発展に寄与することを目的として、去る平成24年3月20日に、気仙沼市と「国立大学法人東京海洋大学と気仙沼市との連携協力に関する協定書」に調印しました。
宮城県県気仙沼市において行われた調印式には、菅原 茂 気仙沼市長、竹内 俊郎 東京大学副学長のほか多くの関係者が出席し、東京海洋大学と気仙沼市の連携への期待等について述べられました。
また、調印式に引き続き「東京海洋大学三陸サテライト」開所式の後に、同サテライトの内覧式を行いました。
同サテライトは、地域と密接に連携しその課題やニーズを的確に捉えつつ被災地復興支援に係る教育研究を推進するとともに、三陸沿岸地域全体の復興支援の拠点となることが述べられました。

詳細は http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16749.html

■ タイ国立食品研究所と学術交流協定を調印
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東京海洋大学は、平成24年3月9日(金)にタイ国立食品研究所と学術交流協定に調印しました。調印式は、本学において行われ、タイ国立食品研究所からは、金院Petch所長、外5名が、東京海洋大学からは、松山学長、竹内理事、廣野海洋科学技術研究科教授、崎山海洋科学部教授、川島海洋科学技術研究科特任教授が出席しました。
本学とタイ国立食品研究所は、2010年11月に「第2回タイ食の安全セミナー」を共催したのを契機に、教員の相互交流を経て、今回学術交流協定を締結するに至りました。今回の協定締結により、本学とタイ国立食品研究所の交流が一層深まることが期待されます。

詳細は http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16761.html

■ インドネシアイスラム大学及びハサヌディン大学が本学を訪問
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平成24年3月8日(木)、イスラム大学のAbdul副学長、Kusno講師、ハサヌディン大学のDirayah副学部長、Zohra研究所長、Nurhaedar上級講師の計5名が、我が国の大学視察の目的の一環として、本学を訪問されました。
会談では、松山学長はじめ、竹内理事、有元教授が同席し、本学の紹介を行うと共に、両大学の交流などについて意見交換を行いました。
また、会談後には本学の水産資料館、海鷹丸等の施設見学を行いました。

詳細は http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16759.html

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○ 楽水だより
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■ 名称変更のお知らせ
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社団法人楽水会は公益法人制度改革により、平成24年4月1日から、一般社団法人楽水会となりました。今後ともよろしくお願い申し上げます。(住所・電話番号・メールアドレス・金融機関口座番号は不変です。)

■ 高碕達之助大先輩の肖像画が楽水会館ロビーに
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高碕達之助(製9)の大きな(縦130センチ横90センチ)の肖像写真は、昭和43年に高碕達之助氏から東京水産大学高碕記念館(水産資源研究施設)が寄贈された時から同施設に飾られていたものであった。同写真は平成22年に楽水会事務所に運ばれてきたが、劣化していたので修復され額縁も新替されて平成24年3月26日から大学の施設課の協力を得て楽水会館ロビーに飾られ後輩達を見守ってくれています。
高碕達之助は東洋製缶株式会社の創設者で、満州重工総裁、電源開発株式会社総裁、通産大臣等を歴任している。特に、戦後、日中国交が始まる前に中国との間で日中総合貿易覚書を交わして貿易を可能にした(LT貿易)ことは特筆される。

ウィキペディア 高碕達之助

取り付け工事の様子

■ 楽水会ランチ・セミナー4月~6月の予定
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今年4月より、6月までのランチ・セミナーの日程と講師が決定いたしました。現役の学生・教職員のみならずOB・OGの皆様に母校でのご来聴を歓迎いたします。

☆第20回 4月26日(木)「知って損はない鯨の話」
山村和夫(18漁大)共同船舶㈱取締役
☆第21回 5月15日(火)    未定
山内愛子(50管理)世界自然保護基金ジャパン
☆第22回 6月21日(木)    未定
高橋三善(11製大)日本学校心理士会神奈川支部理事

何れも、開催時間は昼休みの12時~13時  楽水会にて軽食・飲料を提供するのと、会場準備の都合上、事前申込みを宜しくお願い致します。

連絡先:楽水会事務局 電話 03-3474-4523、FAX 03-3474-8410、メール rakusui@kaiyodai.ac.jp

尚、楽水会では、自薦他薦の講師を求めていますので、楽水会宛にご連絡下さい。
4月に行われる第20回ランチ・セミナーのポスターは、下記をクリックして下さい。

http://rakusui.or.jp/wp-content/uploads/2012/03/rakusui_lunch201204.pdf

■ 平成23年度卒業祝賀会開催並びに楽水会賞受賞者紹介
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卒業祝賀会の様子
http://rakusui.or.jp/wp-content/uploads/2012/03/s-graduation.jpg

楽水会賞受賞者紹介

学部卒業者
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☆海洋環境学科 鈴木 信行 (すずき のぶゆき)
推薦テーマ  山田町鯨と海の科学館の標本レスキューと復興支援
東日本大震災で壊滅的打撃を受けた岩手県の山田町にある鯨と海の科学館も被害を免れなかったが、幸いにも破壊を免れたマッコウクジラの骨格標本の調査・修復に貢献しました。その後も現地を訪れ、ボランティア作業・高校生への受験相談など、著しい貢献をしてくれました。

☆海洋生物資源学科 冨澤 輝樹 (とみさわ てるき)
推薦テーマ  課外活動と学業の見事な両立
冨澤君は,まず非常に優秀な学業成績を収め,卒業することになりました。在学中は,動植物研究会およびウミガメ研究会に所属し,動植物研究会では部長を務めた。後輩の面倒見もよく,明るい好青年である。前述したように,学業面では,良が1科目で,残りは全て優という非常に素晴らしい成績でした。

☆食品生産科学科 脇坂 元貴 (わきさか げんき 脇の字は 力ではなく刀)
推薦テーマ  第52回海鷹祭の指揮と新たな海鷹祭の創出
脇坂君は,海鷹祭の必要性を学長に訴え、それが契機となって自治委員会の中に海鷹祭開催のための臨時専門委員会が作られました。脇坂君は、合唱部の部長の経験を生かし、活動停止中の海鷹祭実行委員会に代わって臨時専門委員会の委員長として、海鷹祭を見直し、第52回海鷹祭を新生海鷹祭として見事に遂行しました。

☆海洋政策文化学科 松岡 芙美 (まつおか ふみ)
推薦テーマ  地域団体活動を通して子供達の海との交流を推進
松岡君は、学業において優れた成績を修め、また学外においても、地域団体(逗子海岸を拠点に60年以上の歴史を有する「豊泳会」)において、毎年100名以上の小学生を対象に、水泳をその初歩から遠泳まで指導する活動に、指導員として(中学、高校時は補助指導員として)携わり、次世代の海との交流に貢献しました。

大学院卒業者
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☆応用生命科学専攻(博士3年) CARTON Rhea Joy Barcelona(レア・ジョイ・カートン・バルセロナ)
推薦テーマ  研究のみならず日本・フィリピン間の橋渡し、震災復興支援活動に尽力し、何ごとにも一所懸命の手本
レアさんは研究生1年、博士前期2年・後期3年の計6年間を本学に在籍していますその間、フィリピンの研究所(SEAFDEC、フィリピン大学ビサヤ校)などとの視察や共同研究の橋渡しに尽力しました。
また、留学生の古株として皆の面倒をよくみました。英語の苦手な能登谷先生の英語指南・講演代理などを務めました。
一昨年、研究室出身の日本人と結婚し、今後も国内で活躍予定です。ドクター取得後は、早くも女川震災復興支援研究に従事しています。また、第6回APPF(アジア太平洋藻類フォーラム)で口頭発表を行い、学生賞を受賞しました。よって、楽水会賞候補者にご推薦申し上げます。

☆海洋生命学専攻(修士2年) 鈴木 淳平 (すずき じゅんぺい)
推薦テーマ  研究一筋に邁進しながら学生間の融和に尽力
鈴木君は、実験技術の修得、理論的な理解も飛び抜けて出来る学生です。指導教員は博士課程に残って欲しかったようですが、博士前期課程で終了します。語学も堪能で、大学生活で語学力の向上も怠らず、大学院生活にはいり、それを生かして修士論文研究をサンディエゴの学会で急遽発表することになりました。研究室のみならず周辺学生の手本となって活躍しました。

■ 雲鷹丸のパンフレット紹介
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楽水誌の次号(平成24年4月号838号)に、「登録有形文化財「雲鷹丸」修復募金のお願い」の記事と所定の振込用紙を封入予定で準備中でございますが、1998年(平成10年)に雲鷹丸が登録有形文化財に登録されたこの時期に楽水会が発行した雲鷹丸のパンフレットをPDF版にして紹介いたします。次号の楽水誌と合わせご参考方宜しくお願い申し上げます。

パンフレットPDF
http://rakusui.or.jp/wp-content/uploads/2012/03/unyomaru.pdf

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○ あとがき       竹内 正一(7漁大)
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3月11日、あの東北大震災から1年たち、TVは追悼番組を流していた。一方、楽水誌は835号(平成23年7月号)から石巻で罹災した須能邦雄さん(16漁大)の「生かされし者として」を連載している。いかにして生き延び、今後何をすべきか、しているかを生々しく語られている。ぜひ、一読をおすすめする。

平成23年3月10日、12時ごろ水産工学研究所の会議で宮城県亘理に向っていて仙台駅に到着した。そこで、地震があり常磐線が不通になり立ち往生した。一時間程で無事復旧し会議には間に合った。3月11日は海洋水産システム協会で会議が予定されていたので、夕刻帰京した。

さて、3月11日は会議のあと、運転免許証の書き換えをして帰宅した。そして午後2時46分、あの地震である。自宅の食堂で机に摑まって揺れの収まるのをまった。その後、TVに写しだされる惨状には言葉も出ませんでした。亘理は大きな被害を受けたようなので、駅まで送ってくれた宮城水試の渡辺さんに早速メールをしたが、全員無事の返事があったのは10日程後でした。

実は、3月11日は私の誕生日なのです。今年で75歳、あと何回誕生日を迎えられるか分からないが、東北大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々の一日も早い復旧・復興を支援して行きたいと思っています。

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