母校だより
母校だより 2012/5/1
■ 長島裕二教授が日本水産学会水産学進歩賞を受賞
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【受賞研究のタイトル】
「フグ類の体内におけるテトロドトキシンの動態に関する研究」
【受賞対象となった研究(論文)の内容】
フグ毒に関する研究はわが国の研究者が先導的な役割を果たしてきたが,フグの毒化機構については明快な解がなかった。長島氏は,魚介類に含まれる自然毒,有害元素などを対象として食品衛生化学の観点から精力的に研究を推進し,水産食品の安全性確保に努めてきた。中でもフグ毒テトロドトキシン(TTX)については斬新なアイデアで研究を展開し,TTXのフグ類体内動態を明らかにするためのin vitro実験法を構築して,TTXトランスポーターの関与を提唱した点は高く評価され,今後の発展が期待される。
また,TTXの蛍光HPLC検出法やTLC-質量分析法などを開発して,TTX研究の進展に大きく貢献し,これらの成果は,水産業や食品衛生行政に寄与するものである。
詳細は http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16888.html
■ 岡﨑惠美子教授が日本水産学会水産学技術賞を受賞
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【受賞タイトル】
「高濃度に魚油を含む乳化すり身の製造法の開発」
【受賞業績の内容】
魚油には生活習慣病の予防や治療効果のあるEPAやDHAなどの脂肪酸が多く含まれていることから,それらを高濃度に含み,高齢者でも利用可能な食材の開発が期待されていた。岡崎氏は,魚肉のすり身に魚肉の水溶性タンパク質を一定量加え,一定の撹拌条件のもとで,すり身(水分量約80%)重量に対して魚油を100%以上も安定に乳化混合し凍結保管できる製造技術の開発に成功した。現在,この乳化すり身の製造技術を基礎にして,テリーヌ,パテ,アイスクリームなどの商品開発が病院食,介護食などに供する目的で進められており,研究成果は高く評価される。
詳細 http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16959.html
■ 竹内裕准教授が日本水産学会水産学奨励賞を受賞
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【受賞研究のタイトル】
「精原細胞の異種間移植法を用いた水産有用海産魚類における代理親魚技術の確立」
【受賞理由】
サケ科魚類において開発・確立された精原細胞移植による代理親魚技術を大型食用海産魚に応用するため,主にニベとマサバを用いて,サケ科に比較すると,小型でハンドリングストレスに脆弱な海産魚仔魚腹腔内への同種および異種精原細胞の移植技術を検討し,ホストの生殖腺内に,ドナー由来の生殖細胞を生着させる技術を開発した。そして,この手法により,実際にブリ精子のマアジでの,トラフグ精子のクサフグでの生産が可能であることを実証した。以上の成果は海産魚における発生工学の確立と代理親魚技術の水産応用に大きく貢献し,今後の発展が期待される。
詳細 http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/16852.html
■ 図書館展示 よみがえる東北の水産業-東日本大震災と水産の歴史-
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東北太平洋側の海域は、親潮と黒潮が交差して豊かな漁場を形成しており、昔から人々は豊かな海の幸を生活の糧にして暮らしてきました。しかし、これらの地はまた津波が頻繁に襲来するところでもありました。そのたびに多くのものを失いながらも、奇跡のように復興・再建を果たしてきた歴史は、この地に生きる人々の底力を感じさせます。
今回の展示は、東京海洋大学附属図書館の豊富な水産関係資料の中から、東北太平洋側の地域に関する本を紹介します。東日本大震災の被害からの復興を願いつつ、東北の水産業の歴史をどうぞご覧ください。
期 間: 2012年3月27日(火)~6月28日(木) 図書館開館時間中
場 所: 東京海洋大学 附属図書館(品川キャンパス)
〒108-8477 東京都港区港南4-5-7
JR品川駅港南口(東口)から徒歩約10分
内 容: 青森・岩手・宮城・福島各県の図書等
備 考: 入場無料 事前申込不要
主 催: 東京海洋大学附属図書館
詳細 http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/library/tenji/index.html
問合せ先
・TEL:03-5463-0444
・FAX:03-5463-0445
・e-mail:to-joho@o.kaiyodai.ac.jp(送信するときは@を半角にしてください)