トップ > 母校だより > ●生物豊かな北極海の海底が海洋酸性化で深刻な状況に 北極チャクチ海の底層で、生物の炭酸カルシウムの殻が海水に溶け出すほどの状況が長期にわたって継続していることを報告(東京海洋大学・海洋研究開発機構共同プレスリリース)
2016.12.08 11:05
●生物豊かな北極海の海底が海洋酸性化で深刻な状況に 北極チャクチ海の底層で、生物の炭酸カルシウムの殻が海水に溶け出すほどの状況が長期にわたって継続していることを報告(東京海洋大学・海洋研究開発機構共同プレスリリース)
・人為起源二酸化炭素が海洋に吸収されることに伴う海洋酸性化で、生物による炭酸カルシウムの殻や骨格 の形成が困難になりつつある。
・北極チャクチ海の海底付近で、炭酸カルシウムが海水に溶けだすほどの状況が1年のうちの7.5カ月以上に及んでいることを初めて示した。
・今後このような状況がさらに長期化、広域化する可能性があり、生物への影響が懸念される。
https://www.kaiyodai.ac.jp/topics/news/201611221500.html