楽水会 会長就任のご挨拶 ~第9代会長就任にあたって~
一般社団法人楽水会 会長 松本 和明(24漁大)
去る6月3日の第102回楽水会総会後の理事会におきまして、第9代会長にご推挙いただき就任いたしました松本和明でございます。
会員の皆様には、平素は楽水会の活動や事業にご指導、ご支援を賜り誠にありがとうございます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
また、昨年6月11日には田畑元会長と炭井前会長のご指導の下、楽水会創立100周年記念式典・祝賀会を滞りなく終えることができました。会員の皆様と共にこの式典で楽しく有意義な時間を過ごせましたこと、重ねて御礼申し上げます。
私は東京水産大学を1976年に卒業(24漁大)しました。在学中はサッカー部に所属し、2019年に楽水会創立100周年事業の募金委員会の委員に選ばれ、2021年度の理事に就任いたしました。楽水会の理事になってまだ日も浅く、経験と知識も十分でない私に会長の重責が務まるか不安もありましたが、炭井会長の後を受けてこの大役をお引き受けさせていただくことになりました。
楽水会は1921(大正10)年1月17日に設立の許可を受けた社団法人で、今年で102年が経過した長い歴史と輝かしい伝統を育んできた団体であります。引き続き皆様のご指導を賜りながら、会の円滑な運営に努め、会長の職務を果たしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さて、東京海洋大学が掲げる大学像は「海洋分野において国際的に活躍する産官学のリーダーを輩出する世界最高水準の卓越した大学」です。この東京海洋大学が行う人材の育成と研究、そしてここから送り出される人材と研究成果を産官学に繋げて社会に貢献することが大学の使命であるとすれば、大学と協力して社会への貢献を継続し、高めることが楽水会の使命だと私は思います。そのために、楽水会の組織・財政基盤を一層強固なものとし、次の4点を重点取組課題としたいと考えます。
1.大学と社会を結ぶ情報の発信と共有
2.大学が行う教育や研究に対する経済的支援
3.経済的支援の継続を可能にする楽水会の財政基盤の強化
4.楽水会同窓の交流の継続的支援
会員の皆様のご理解とご協力を賜りながら、これらの重点取組課題を理事・監事の皆さんと力を合わせ、会長としてその実行に努力してまいります。
最後になりましたが、楽水会会員の皆様のご健勝とご支援いただいている企業様のご繁栄を祈念致しまして、私の挨拶とさせていただきます。