大阪楽水会　軸丸 隆之（33食工/22修）

　11月5日(土)　ホテルアウィ－ナ大阪にて、3年ぶりとなる大阪府楽水会を開催しました。コロナ禍での開催は危ぶまれましたが、楽水会100周年記念式典に参加した平山裕章さん（49育成/49専攻/47海修）の熱い思いと行動力で何とか開催にこぎつけました。

　参加者は、最年長の城　久さん（7増大）から海洋大一回生の遠矢　亮さん（1海環境/45海修）まで２５名。開始までの待ち時間では、本部からお借りした100周年記念映像を皆で拝見しました。
　宮下敏夫会長（19増大）の挨拶に始まり、会務報告、講演会となりました。講演者は、平山さんの声かけで実現した「へしこ博士」小坂康之さん（49食品）。日本最古の水産高校　福井県立小浜水産高校へ赴任してから閉校を経験し、同時に地域トップの進学校若狭高校との統合を通じての苦労話やエピソードを、また「探究」がキーワ－ドとなる現代の教育環境で、見事JAXAに若狭高校で生産されたさばの缶づめが宇宙食として採用さるまでの話を約３０分と短い中で熱く語って頂きました。
　感涙したとの声が出るほどの講演でした。小坂さんからは、詳細は著書「さばの缶づめ、宇宙へ行く」を読んでくださいとの事でした。

　吹田市長の後藤圭二 氏（28増大）の乾杯の発声と楽しいスピーチで懇親会開宴となりました。皆さんからの近況報告では、小坂さんの話に触発されてか、また3年ぶりの再会からか、熱いスピーチが続き予定時間を大幅にオーバ－したホテル泣かせ、幹事泣かせの盛り上がった楽しい会となりました。