島田　茂（30増大）

　令和5年10月21日（土）午後4時　三宮の神仙閣にて兵庫県楽水会総会・懇親会が開催され、東京海洋大学副学長　舞田正志様（32養殖）を来賓にお迎えし、会員17名が参加しました。

　始めに上野雅彦 兵庫県楽水会会長（30漁大）の開催挨拶があり、続いて事業報告、会計報告が行われ承認されました。また、コロナ禍により総会が開けず役員の改選が延期となっていましたが、今回 会長・副会長の改選も承認されました。

　その後、舞田副学長から大学の近況についてお話しいただいた。

　本年は東京海洋大学創設20年目を迎え、8月に20周年記念講演会を行い、更なる飛躍を目指すとの事でした。一方で国からの予算は毎年1％減少するそうで、大学独自の経営戦略が益々求められていて、品川キャンパスのグランドを活用しマンションと国際混在寮の建設を予定し、2026年竣工を予定しているそうです。また、2028年は東京海洋大学25周年であり、本学のルーツといえる水産講習所が設立されて140周年にあたるので、何らかの記念事業を検討中との事です。

　続いて兵庫県水産技術センター研修館長の平石靖人 様（34増殖）から昨年11月の天皇・皇后両陛下ご視察のお話をしていただきました。視察される側の意気込みや苦労話をしていだき、会員も聴き入っていました。殊に世界最大（全長 4.9ｍ　体重1.1トン）のホホジロザメの剥製を見学された皇后様の驚きの声を聞いた平岩館長の再現シーンは迫力あるものでした。現在、その剥製は“天覧ホホジロザメ”を命名され、同センターの名物になっているそうです。

　記念撮影に続いて懇親会となり、乾杯は小林孝司新会長（31増殖）に音頭を取っていただき、各テーブルでの歓談となりました。恒例の会員による近況報告が行われ、楽しい時間もあっという間に過ぎ、最後は水産逍遥歌で締めて閉会となりました。

　お土産は皆様に人気のMCC食品（横山紀幸 様34食工　提供）カレーセットをお持ち帰りいただきました。　来年の総会にもより多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。

前列（着席左より）：井上賀夫（29食工），玉井　誠（18漁大），島本信夫（17増大），
福島洋太郎（9 増大），舞田正志副学長（32養殖），宝月章彦（10増大），濱田　侃（10製大），
上野雅彦（30漁大），小林孝司（31増殖）
後列（左より）：島田　茂（30増大），神足清裕（28海工），加藤宜昭（29増大），
駒居秀則（27選），三木宗和（22増大），高瀬博文（27増大），藤　克浩（40育成），
横山紀幸（34食工），平石靖人（34増殖） 　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）