年頭所感
一般社団法人楽水会 会長 炭井孝志(26漁大)
新年明けましておめでとうございます
楽水会会員の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えになられたことと拝察いたします。日頃より楽水会の活動に対しましてご理解とご協力を賜っておりますことに深く感謝申し上げますとともに、今年も東京海洋大学発展のために皆様のお力添えをお願い申し上げる次第です。
さて、私は田畑会長がご勇退されることに伴い、2022年6月11日に開催されました第11回(通算第101回)楽水会通常総会後の理事会において選任され楽水会会長に就任いたしました。今後は、田畑前会長、岡本副会長、松本副会長ならびに常務理事、理事の皆様のご指導を賜りながら皆様のご協力の下、円滑なる運営を目指したいと考えております。
私の使命は、
① 同窓会として卒業生の心身ともによりどころとなる
② 母校が社会・国から求められている学生の育成に対して協力・支援をしていく
③ それを実践するために楽水会の活性化に努める
と考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症に関しまして、第6波、第7波での感染者急増がありましたが、withコロナとしての政府の行動制限の緩和や経済対策の効果もあり、飲食業、旅行業等に回復の兆しが見えてきました。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻につきましては、終息が見えない状況が続いており、さらには急激な円安の進行で物価が高騰し家庭や企業に対して大きな負担となってきております。
そのような厳しい状況ではありましたが、1年延期しました「楽水会創立100周年記念式典・祝賀会」を2022年6月11日に無事に開催することができました。ご準備いただきました式典委員の皆様、関係する方々、そしてご来場いただきました同窓の皆様に改めて御礼申し上げます。
東京海洋大学は、「海を知り、海を守り、海を利用する」をモットーとして、SDGsやカーボンニュートラルの実現のために大学の進むべき方向を指し示す「ビジョン2040」を策定されました。海洋に関する最先端の「科学」と「技術」を身につけ、グローバルな視点で海洋の未来を切り拓く人材を社会に送り出すことを楽水会として積極的に支援し、母校のさらなる発展につなげていきたいと考えております。
今年も不安定な世界情勢ならびに新型コロナウイルス感染症の第8波が予想されますが、会員の皆様のますますのご活躍とご健勝を祈念しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。