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2023.03.02 15:53

まだまだやっています!クラウドファンディング(中間報告とお礼)

 茂木 正人(40育成)

 帰国の翌日から日常に戻り、あわただしく1週間が過ぎました。海鷹丸の方は、2月18日に赤道を超えたとのことです。
 https://www.ooc.kaiyodai.ac.jp/ooc/temp/TRV/UM2205_2/umitaka_cruise.html
 3月1日に東京に帰ってきます。

 今回は、パースでの4日間のホテル隔離を含むなかなかストレスの大きい航海のスタートでした。一方で、序盤は海況がよく、大きなトラブルもなくスムーズに航海が進んで行きました。中盤以降やや海況が悪化する場面もありましたが、全体的には異例といってよいくらいスムーズに観測が行われ、ネット観測についてのみ言えば8~9割の観測ができました。通常は悪天候による待機や観測をスキップするということがあるので、全体の計画の6~7割でも満足しなくてはなりません。今回はそれくらい天候に恵まれていたということと、観測機器のトラブルも少なかったと言えます。このことは、裏腹に私たちの体に負担を蓄積していくことになります。もともと観測スケジュールは空いた時間があれば詰め込むように作っていきます。つまり休憩時間というものをほとんど設定しません。そのため、観測のキャンセルが無いと休む間もなく次の観測点がやってくるということになります。コロナ禍対応もあって乗船人数も制限されていたため、同乗した学生水谷さんの負担も相対的に大きかったと思います。そして、私の腰はホバート入港前日の片付け期間についに悲鳴を上げることとなります。

 それはさておき、目的としていた魚類・イカ類のサンプルは十分に確保できていると思われます。本格的な分析は海鷹丸の帰港を待ってからとなります。久しぶりの航海でしたが、事故やけがも無く(わたしの腰痛以外)航海を終えることができてホッとしています。

 12月から始めたクラウドファンディングですが、149人の方から210万円を超えるご支援を頂きました(2月20日正午の時点)。達成率は44%となっています。この場をお借りしてお礼申し上げます。終了まで残り16日となりました(3月8日までやっています)。まだまだご支援を募集しています。身の回りの方々にもお知らせいただければ幸いです。

「海鷹丸」で探る!南極海で生まれ育つ “魚” の暮らしと地球の未来
 https://readyfor.jp/projects/nankyoku_fish

 なお、支援の仕方がよく分からない、手続きがめんどくさい等のお声もいただいています。そういった場合には代理支援という方法もあります。こちらもご利用ください。

代理支援について
https://readyfor.jp/projects/nankyoku_fish/announcements/249120

すでに懐かしい感じの南極海の写真です.操舵手の林さん撮影です(1月27日。
真夜中ですが,真っ暗にはなりません。遠くに氷山が並んでいます。

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