楽水会会長　 松本　和明（24漁大）

新年あけましておめでとうございます

　楽水会会員の皆様におかれましては、4年ぶりにコロナ禍が和らいだ清々しい令和6年のお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。日頃より、楽水会の活動、同窓の団結・親睦と母校の支援、につきましてご理解とご支援を賜りまして心から厚く御礼申し上げます。

　さて、昨年の6月3日に開催されました第12回（通算第102回）楽水会通常総会後の理事会で新たに会長に就任いたしましてから7ヶ月が経過いたしました。そして、令和5年度は次のような活動を行い、また今後も予定しています。

１．令和5年4月、7月、10月、12月に4回にわたる樂水誌を発行し、毎月1日にメールマガジンを発信

２．令和5年4月、6月、8月に3回にわたる「ランチセミナー」を開催

３．令和5年6月に通常総会と記念講演会を開催

４．令和5年7月に「水産について考える会」を開催

５．令和5年8月に開催された東京海洋大学創立20周年記念講演会に参加

６．令和5年10月に楽水会準会員同窓会を開催

７．令和5年11月に開催された東京水産大学海洋環境工学科設置50周年記念式典に参加

８．令和5年11月に大学との懇談会・懇親会を開催

９．令和6年1月に合同企業就職相談会を開催予定

１０．令和6年3月に学位記授与式（卒業式）に参列、卒業祝賀会を開催予定

　また、上記以外に定例の理事会、常務理事会はもとより、小型船舶免許教室運営や大学の学術研究奨励基金運用委員会に協力をしています。

　このように、コロナ禍で中断していた活動もすべて通常に戻り、今後も最善を尽くしてまいりたいと考えておりますので、会員の皆様におかれましてはなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　世界第6位の排他的経済水域を有するわが国は、わが国のみならず世界の持続的発展のために、環境の保全に細心の注意を払いながら、海洋資源と海洋エネルギーの管理活用に責任をもって対応しなければなりません。さらに喫緊の課題として問題視されている、地球の温暖化による世界規模の気候変動は、海域、陸域を問わず、今までに人類が経験したことのない様々な変化を引き起こしており、海を活躍の場とする産業にも多くの新たな問題を引き起こしています。母校、東京海洋大学にはこれらの問題解決に向け、教育と研究の力を発揮していただきたいと思っております。微力ではありますが楽水会としても全力で応援してまいります。

　年頭にあたりまして、今後の東京海洋大学の更なる活躍と発展を祈念するとともに、会員の皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして私の挨拶といたします。